ヘイト・スピーチと地方自治体
『ヘイト・スピーチと地方自治体 – 共犯にならないために』
前田 朗
四六判 ソフトカバー
ISBN978-4-380-19007-0 C0036 232頁
定価:本体1800円+税
ヘイト・デモやヘイト集会のために公共施設を利用する例が増えてくると、地方自治体がヘイト・スピーチを容認し、これに協力して良いのかという問題が意識されるようになった。
ヘイト・スピーチの「共犯」にならないために自治体はどうすればよいのか!?
川崎市が先陣を切った公共施設利用に関するガイドラインの策定も各地で相次いでいる。
ヘイト・スピーチが深刻な人権侵害を引き起こしている現在、自治体における取り組みをどのように考えるべきか!?
憲法、地方自治法、及びヘイト・スピーチ解消法に従って、どのような施策を講じていくべきか!?
本書はこうした諸問題について解説した入門書である。
<書評・紹介記事>
- 「BOOKウォッチ」(J-CASTニュース)<「表現の自由」よりも「差別禁止」と「国際協調主義」>
- 「朝鮮新報」2020.2/3<続く”悪夢”の解消に向けて>(李鳳仁さん評)
- 「週刊 金曜日」2020.1/24 <ヘイト・スピーチに加担しない施策を>(平野次郎さん評)
<関連書>
ヘイト・スピーチ法 研究原論 – ヘイト・スピーチを受けない権利
なぜ、いまヘイト・スピーチなのか ―差別、暴力、脅迫、迫害―
ヘイト・クライムと植民地主義 − 反差別と自己決定権のために
★商品はこちらからもご購入いただけます。
◉もくじ◉
- 第1章 いま何が問われているか
- 第2章 ヘイト・スピーチをめぐる7つの誤解
- 第3章 ヘイト・スピーチを許さない7つの根拠
- 第4章 ヘイトの共犯にならない7つの対策
- 第5章 公の施設利用ガイドライン
- 第6章 教育・文化政策のために
- 第7章 被害者救済のために
最近のコメント