ジャーナリストたち

『ジャーナリストたち ― 闘う言論の再生を目指して
前田朗 編著

定価:本体1,700円+税
四六判 ソフトカバー 192頁 (2022年11月発売)
ISBN978-4-380-22006-7  C0036

権力に忖度、翼賛し、まるで時の政権の広報機関と化したマスメディアが常態化。
そんな中、闘うジャーナリズムの再生を目指して活躍する9人のジャーナリストの煌めきを伝えるインタヴュー!

新垣毅
池田恵理子
朴日粉
竹信三恵子
安田浩一
文聖姫
永田浩三
乗松聡子
石橋学
(掲載順)

インタヴュアー:前田朗

逸脱し打たれ疎まれ弾圧され炎上する。嵐を呼び歴史に名を刻む。
性別も国境も飛び越え、言語も文化も宙空から睥睨し、難解な研究テーマを解きほぐし、わかりやすさの向こうに隠された真相を抉り出す。
本書は生きたジャーナリズム論であり、現代ジャーナリズム批判である。
ジャーナリズムは、伝える使命につき動かされるが、受け止める読者・視聴者の問題意識が洗練されていけば、ジャーナリストの射程も広がり、分析の鋭さが増す。
闘うジャーナリストとともに次代をいかに作り出していくかを考えながら読み進めてほしい。(はしがきより)

 

<書評・紹介記事>

 

◉刊行記念イベントムービー◉

<ジャーナリズムの未来を語ろう ―『ジャーナリストたち』出版を記念して>

◉日時:2023年1月7日(土)
◉会場:渋谷勤労福祉会館
前半<ジャーナリズムの現在をどう見るか>
後半<ジャーナリズムの未来――私はこれから>
◉登壇者
池田恵理子(元NHKディレクター、女たちの戦争と平和資料館)
永田浩三(元NHKプロデューサー、武蔵大学教授)
文聖姫(週刊金曜日編集長)
竹信三恵子(元朝日新聞編集委員、和光大学名誉教授)
朴日粉(元朝鮮新報記者、朝鮮大学校朝鮮問題研究センター運営委員)
前田朗(司会、東京造形大学名誉教授)、ほか

▷ 注文チラシ

 

◉もくじ

はしがき   前田朗

01 沖縄ジャーナリズムの真価を発揮する 新垣毅

02 映像で記録する女性現代史 池田恵理子

03 生きて、愛して、闘って、書き続ける 朴日粉

04 日本株式会社の性差別を告発する 竹信三恵子

05 靴底を減らしてノンフィクションに挑む 安田浩一

06 反差別の週刊誌ジャーナリズムを 文聖姫

07 ドキュメンタリーの真の醍醐味を 永田浩三

08 植民地主義の現在を生きる 乗松聡子

09 差別と闘うジャーナリズム 石橋学

あとがき   前田朗

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