<近刊>遺言

遺言 – 「樺太帰還在日韓国人会」会長、李羲八が伝えたいこと』

長澤 秀

四六判 ソフトカバー
ISBN978-4-380-19005-6 C0036  320頁
予価:本体2800円+税 (2019年7月刊行予定)

1946年に始まるサハリンからの引き揚げ。日本人だけが対象とされ、朝鮮人は対象外とされた。李羲八さんは日本への引き揚げを実現後、「樺太帰還在日韓国人会」を立ち上げる。
サハリン残留朝鮮人女性を、国交のない韓国の高齢の母に会わせてやりたいという李さんの執念が、大国のソ連を動かす。韓国政府もできなかったことを一民間人が実現し、その後、何千何万人の人が続く前例になった。
「道なきところに道を作った」李羲八さんへの貴重な聞き書きと関連資料集。

◉もくじ◉

はじめに

サハリン残留朝鮮人の韓国永住帰国について

〈聞き書き〉
一 朝鮮時代
家族/親戚/村の貧しさ/小学校/農業実修学校/結婚/出稼ぎ/農業指導員/樺太行き

二 樺太時代
着山・訓練/炭鉱労働(坑内)/炭鉱労働(坑外)/解放直後の社会/大泊での共同生活/漁業コンビナート/軍関係の建設会社/日本人の引き揚げ/再婚/引き揚げ

三 日本時代
舞鶴に引き揚げ、東京へ/会の結成/初期の活動/仕事と生活/韓国に里帰り/KCIA本部に連行される/手紙の中継/招請・再会運動/議員懇談会の結成/金徳順さんの韓国訪問実現/サハリン再訪/金徳順さんの訪韓以後/現在

〈資料〉
(1)聞き書き「南樺太・内渕炭鉱の思い出」(朴魯学)  聞き手 長澤 秀
(2)樺太残留者帰還請求訴訟(第一次樺太裁判)関係文書
(3)「在樺太韓国人帰還のための調査及び救済の申立書」
(4)詩「哀愁の海峡」朴魯学
(5)国会質問主意書及び回答
(6)年譜
(7)地図

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