エルフリーデの十字架

『エルフリーデの十字架』
神居卓

定価:本体1,800円+税
四六判ハードカバー 192頁
ISBN978-4-380-22000-5  C0093

2001年9月11日。NY高層ビル崩壊を目の当たりにしたエルフリーデの脳裏に、半世紀以上前に経験した惨劇がフラッシュバックした。
長い歳月をかけ封じ込めてきた悪夢、信仰心厚かった彼女を無神論者に変えてしまった出来事……
1945年4月22日、平和の象徴であった聖ペーター教会にメッサーシュミットが激突した大惨劇だ。

ロマンチック街道の起点、ライン川の向こうはフランス、南に百キロ下ればスイス国境に到る南西ドイツ地域の片隅にラスタット市という人口四万人ほどの小都市がある。
その北部に「エルフリーデ」という名の86歳になるチェコスロバキア生まれのドイツ人の老婆が、ひっそりと余生を送っている。
その白髪の老婆の姿から彼女がヨーロッパ大戦史、独ソ戦に多大な影響を与えた人物であろうなどと誰が想像出来よう……

 

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◉著者
神居卓(かむい・たかし)1951 年、東京都生まれ
日本大学高等学校、工学院大学電気工学科、服部栄養専門学校夜間調理師科、イギリス・トーキー・インターナショナルスクールに2 年間留学、ハワイ大学短期留学。
アイルランド政府産業開発庁(IDA)の工業誘致プロジェクトに従事。
現 ダイヤ電機株式会社 代表取締役社長。
著書に「キャリアアップ・レディー」(三一書房刊)
共著として「天使と行った新婚旅行」(パロル舎刊)など

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