再論 朝鮮人強制連行
『再論 朝鮮人強制連行』
四六判 ソフトカバー 235頁
ISBN978-4-380-18011-8 c0036
定価:本体2000円+税
飛田雄一(ひだ・ゆういち) 神戸学生青年センター館長
1950年、神戸生まれ。 神戸大学農学部修士課程終了。公益財団法人 神戸学生青年センター館長。他に、在日朝鮮運動史研究会関西部会代表、強制動員真相究明ネットワーク共同代表、関西学院大学非常勤講師、むくげの会会員など。著書に『日帝下の朝鮮農民運動』(1991年、未来社)、『朝鮮人・中国人強制連行・強制労働資料集』(金英達と共編、1990年版~94年版、神戸学生青年センター出版部)、『現場を歩く現場を綴る―日本・コリア・キリスト教―』(2016年、かんよう出版)、『心に刻み 石に刻む‐ 在日コリアンと私』(2016年、三一書房)、『旅行作家な気分―コリア・中国から中央アジアへの旅―』(2017年、合同出版)、『時事エッセイ―コリア・コリアン・イルボン(日本)―』(2018年、むくげの会)ほか
朝鮮人強制連行の実相を明らかにし、戦後補償問題解決の一助とするために。朴慶植氏亡き後を引き継ぎ、交流、調査して来た研究の報告。
<書評・紹介記事>
- 「朝鮮新報」(2019年5月13日)<史実を心に刻む>
- 「前田朗氏ブログ」<植民地における強制連行を問う>
- 「Ha Francisco Sungbinさんfacebook」<昨今の徴用工問題の基礎的な資料>
- 「出版ニュース」(2018年12月中旬号)<戦後補償問題の本質と課題を学ぶ上でも貴重な記録>
<もくじ>
- 第1部 講演録
歴史を刻む──神戸の外国人
強制連行真相究明運動の展望 - 第2部 神戸港平和の碑
〈神戸港平和の碑〉の建立と朝鮮人・中国人・連合国軍捕虜の強制労働
〈神戸港平和の碑〉に込められた思い──アジア・太平洋戦争と朝鮮人・中国人・連合国軍捕虜 - 第3部 論考
真の国際的共生への道──戦後責任を果たすために今なすべきこと
兵庫の在日朝鮮人史研究を再スタートさせましょう
「朝鮮人強制連行実数カウントプロジェクト」の提案
韓国強制動員真相究明法、その後
再論/一九四六年強制連行「厚生省名簿」 - 第4部 交流集会他
「11・11戦争責任を考える集い㏌マツシロ」に参加して
神戸大学農場に朝鮮人強制連行跡地を訪ねて──兵庫県加西市・鶉野飛行場
訪問記「北海道開拓記念館・防衛研究所図書館」
第五回朝鮮人・中国人強制連行・強制労働を考える全国交流集会に参加して
「第10回朝鮮人・中国人強制連行・強制労働を考える全国交流集会inきゅうしゅう」参加の記
朝鮮人強制連行 神岡・高山フィールドワーク
篠山に在日朝鮮人の足跡を訪ねる
第七回強制動員真相究明全国研究集会──「強制動員問題解決への道」&京都フィールドワーク
強制動員真相究明ネットワーク・宇部集会&長生炭鉱フィールドワーク
戦後六四年後の奇跡のような朝鮮人死亡者名判明 ──筑豊朝鮮人強制連行フィールドワークより
名古屋強制動員真相究明集会&フィールドワーク
第一〇回強制動員真相究明全国研究集会──松本
三月の沖縄は、あつかった! 第一一回強制動員真相究明全国研究集会など
「明治産業革命遺産」と強制労働──長崎集会
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