わがこころの犬たち
『わがこころの犬たち ―セラピードッグを目指す被災犬たち―』
定価:本体1,500円+税
四六判 ソフトカバー 223頁
ISBN978-4-380-13014-4 C0095
大木トオル
身も心も傷ついた被災地に置き去りにされた犬たち…
救助され人への信頼を回復した犬たちは、孤独な傷ついた心に寄り添う、セラピードッグとなる素質がある。犬を心から愛するブルースマン・大木トオルが犬たちとの日々を綴る。
<書評>
「望星」― 2015.4月号―犬と訓練を積む日々から―
<もくじ>
- まえがき
- 第1章 放射能汚染地区に置き去りにされた被災犬を救出
- 悲惨な状況に果敢に立ち向かうセラピードッグ
- 被災者と絆を結ぶセラピードッグ
- 人間によって放射能汚染地区に置き去りにされた動物たち
- 写真で見る被災犬の救出
- 被災犬救出レポート
- 第2章 セラピードッグは真っ直ぐな愛情で人を救う
- 治療に大きな役割を果たすセラピードッグ
- セラピードッグは個性豊か
- 第3章 犬とブルースが支えてくれた大木トオルの人生
- 一家離散と吃音障がいで過酷な子ども時代
- 犬とブルースとの出会いによって自分の探していたものに巡り会う
- 第4章 それまでの常識を覆して捨て犬をセラピードッグに
- 日本におけるセラピードッグの歴史
- 人間に殺される寸前に助け出された捨て犬
- 第5章 一匹の捨て犬が教えてくれた大切なこと
- チロリが拓いた捨て犬の可能性
- セラピードッグによって立ち直る心の痛手
- 第6章 生きることを絶対にあきらめてはいけない
- チロリのまいた種がいま花開こうとしている
- 一人では生きていけない
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