見えないアジアを歩く
国境とタブーを越え、隠されたアジアの真の魅力に迫る旅行ガイド。
アチェ、カレン、ナガランド、チッタゴン丘陵、スリランカ北東部、チェチェン、イラクと、外務省が「退避を勧告します」「渡航の延期をお勧めします」など、いわば「行ってはいけない」「見てはいけない」と警告している地域ばかりを案内する旅行書。行って事件にでも巻き込まれたら、たちまちお上と世間様から「自己責任」のバッシングを受ける。それでも、行かずにはいられずに行ってしまう無法な人たちがこの本を書いている。
アジアには、メディアや旅人がめったに越えることのできない見えざる線が多く引かれている。「その先」にはどう行くのか、何があるのか、何が隠されてきたのか。
本書で扱う地域は、実はバックパッカーなど旅好きにはたまらない魅力がっぷりで、紛争さえなければ、旅をするには最高のところばかりだ。バックパッカーも未踏の地はまた、豊かな自然や伝統が息づく人びとの暮らしがあることを、この本が教えてくれる。 /ISBN978-4-380-07225-3/見えないアジアを歩く編集委員会編著 (著), 村井吉敬 (著), 山本宗補 (著), 澁谷利雄 (著), 佐伯奈津子 (著), 南風島渉 (著), 林克明 (著), 下澤嶽 (著), 佐藤真紀 (著), 山口マオ (イラスト) /定価:本体1700円+税
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