性差別大国・日本
『性差別大国・日本―私のフェミニズムの旅から』
船橋 邦子 (2025年10月末刊)
四六判 ソフトカバー 304頁
ISBN978-4-380-25003-3 C0036
定価:本体2500円+税
「生きることは行動すること」をモットーに、動き、人と出会い、繋がり、悩み、迷い、失敗を重ね、笑い、泣き、喜び、感動しながらフェミニズムを生き、エンパワーした旅の記録であり、連帯と行動の記録です。次の世代にバトンが繋がり、フェミニズムが差別や抑圧に苦しむ女性たちの真の力となることを心から願います。
<著者プロフィール>
船橋邦子(ふなばし・くにこ)
フェミニズム政治運動家、女性学者。
1944年、兵庫県尼崎市生まれ。お茶の水女子大学文教育学部地理学科卒。東京大学大学院中退。東大闘争に参加。
現在、北京JAC(世界女性会議ロビイングネットワーク)代表、NPO法人女性と子どものスペース代表理事、NPO法人アジア女性資料センター理事 。
これまでに、佐賀県立女性センター・県立生涯学習センター初代館長、大阪女子大学女性学研究センター教授、和光大学教授を歴任。
<書評・紹介記事>
- <家父長制、帝国主義、植民地支配に抗い、オルタナティブな社会を次世代に>『ふぇみん』2026年2月5日
- <ウーマンリブ世代からの熱い呼びかけ>「WAN 女の本屋」(渡辺みえこさん評)2026年1月18日
- <チャレンジへの旅 持続する志>『週刊金曜日』(田沢竜次さん評)2026年1月16日号
- <「家父長制のウソに気づき、不公平で差別的な社会に関心を持ち、沈黙せず声をあげ、それを反映すること>『クレヨンハウス通信』2025年12月号
★商品はこちらからご購入いただけます。
<もくじ>
はじめに
- 序章 生きるためのフェミニズムを求めて
性差別の解消はどこまで進んだか/世界女性会議とフェミニストとの出会い/行動綱領の策定にNGOが果たした役割/女性の視点から近代と向き合う/本土だけに適用された日本国憲法/トランプ政権とプッシュバックの中で/
- 第1章 性差別大国・日本
差別は区別から始まる/性差別大国、日本の現状/「永田町住民」のやる気のなさ/税・社会保障制度が性差別を再生産/「家族は一心同体」という家族政策/「均等法」制定と「女性分断元年」/少子化対策と一体化した「男女共同参画社会基本法」/国際基準との大きなへだたり/行動と連帯を/
- 第2章 フェミニズムとの出会い――人生を変えた出来事
生い立ち/私の母と祖母/講義に出るより自治会に出入り/東大闘争の渦中に/私のフェミニズムの旅の始まり/「アジアの女たちの会」/日本女性学会設立直後に入会/結婚・子育て/
- 第3章 アジアの女性ネットワークと「アジア女性会議」
80年代日本の時代背景/◎アジア女性会議宣言文/「南」の女性による「北」の女性への問い――1980年第2回世界女性会議/【論考1】フォーラムに参加して感じたこと/【論考2】フェミニズムと第三世界/第2回アジア女性会議「創り出そう女たちのアジアを」
- 第4章 世界の女性が燃えた「北京会議」と「北京行動綱領」
アジア発、最大規模の国連会議/NGOフォーラム――出会いとネットワークづくりの場/女性の権利は人権である/政府間会議――北京JACの発足/「ポスト北京」新たな歴史が始まる/
- 第5章 カイロ人口開発会議と女性の基本的人権
優生保護から母体保護法へ/日本のSRHRをめぐる問題/SRHRへの攻撃のなかで新たな希望の兆し/94カイロ国際人口開発会議と「女性と健康ネットワーク」/【論考3】開発・環境・女性と人口/加藤シヅエさんのこと/【論考4】大正デモクラシーを生きた女 加藤シヅエ/
- 第6章 新自由主義とナショナリズムとバックラッシュ
【論考5】ジェンダー平等政策とバックラッシュの背景/【論考6】千葉県での条例制定をめぐる「攻防」から見えてきたもの/【論考7】新自由主義とジェンダー平等は両立しない――新自由主義に終止符を!
- 第7章 女性が政治参画するということ
「権利の上に眠るな」/女性議員はどれくらい増えた?/選挙制度の改革・女性たちの動き/女性を政治参画に促す要因/挑戦することで学んだこと、手にしたもの/参院選と9月11日事件、1週間後のノート
- 終章 「核」の脅威のなかで「平和」と「平等」を考える
「キルトの世界」をイメージして/終わらない戦争人類存亡の危機――フェミニズムは問われている/
あとがき
戦後関連年表
参考文献
著者執筆リスト





最近のコメント