冷麺ものがたり

『冷麺ものがたり』(6月中旬刊行)

金才順 キム・ジェスン

四六判 ソフトカバー 166頁(カラー口絵:8頁)
 ISBN978-4-380-26001-8 C0077
定価:本体2000円+税

食べ物は文化。
朝鮮半島で生活に根づいた冷麺は、海を渡り、日本全国に広がった。
キムチは20世紀に朝鮮半島から日本に定着した食文化である。
いまでは冷麺もキムチや焼肉とともに日本の人々に親しまれている。
冷麺の美味しさの源泉には、作り手のたゆまぬ努力が欠かせない。
そんな人々、地元に密着して営業している各店舗のエピソードの一端を紹介。
隣国の人々と仲良くするためにキムチのうま味たっぷりの辛い味、冷麺の涼やかな美味しさが役立つことを願って。

 

<チラシ>

 

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<もくじ>

カラー口絵 8P

はじめに

Ⅰ部 冷麺ものがたり

  • 本場は平壌、真冬の郷土料理
  • 長寿をあらわす縁起のいい食べ物/麺をクッスというのはなぜ?
  • 麺好き民族の麺の歴史 朝鮮王朝のルネッサンス期に開化/美味しい麺をつくるために汗を流し知恵をしぼる
  • 初代は平壌生まれの麺職人 元祖平壌冷麺屋(神戸・長田)/故郷の味を再現したい

コラム「人類は麺類」張守基(元祖平壌冷麺屋本店・4代目店主)

  • 続・元祖平壌冷麺屋 〈冷麺博物館〉をつくりたい/2度の危機を乗り越えて/初代の教え――営利に走らず……/海外からも注目

コラム「ウェハラボジの平壌冷めん」李麻耶(横浜朝鮮初級学校5年)

  • 盛岡冷麺の祖「元祖平壌冷麺食道園」 盛岡3大麺のひとつ/改良を重ねオリジナルに/地元で愛される麺づくりを
  • 極上の冷麺づくりを 盛岡冷麺「三千里」/母のカルビスープラーメン/さいたま市で新規オープン
  • 盛岡の「ニッポンめんサミット」で 盛岡冷麺「ぴょんぴょん舎」/みやげもの開発、日本各地へ/1世の言葉と生き様に感謝/医食同源をキーワードに
  • 独自の麺とタレ、スープ 「味楽園」(尼崎・出屋敷)/叙々苑に息子を託す/親子で挑む"焼肉の道"/1店舗重点主義
  • 名料理人を集めて玉流館開業へ 「玉流館」(平壌)/日々、製粉から麺作り
  • 平壌冷麺がユネスコ無形文化遺産に 伝統料理からスモモケーキまで/コンクール、品評会、講習会の開催/世界水準にレベルアップを/「平壌冷麺の風習」を紐解くと……
  • 平壌の麺人気スポットは? 人気沸騰の清流館、24時間営業の大同江3食堂/ピリ辛だった咸興冷麺/最近の麺事情、食事情
  • 冷麺ものがたり――私が出会った人たち ムルキムチを担当/地元でいち早く無煙ロースター導入/自家製スープの冷麺とポッサムキムチ/玉流館で本場冷麺の手打ち修業/日本で再現する本場の味/三位一体のコクのある味

 

Ⅱ部 冷麺と「私」

  • アジアの麺は中国の粉食に起源 石毛直道(文化人類学者)
  • 「ネー、マシイッソヨ!」――懐かしい第2の故郷の味 佐藤知也(平壌・龍山会会長)
  • 「私の家には薬箱というものがありませんでした」趙重玉(料理家)
  • 「平壌冷麺の風習」とは? 金貞淑(朝鮮大学校教員)
  • 忘れられない水にまつわるエピソード 姜イルク(朝鮮新報記者)

おわりに


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