公共放送NHKはどうあるべきか
『公共放送NHKはどうあるべきか 「前川喜平さんを会長に」運動の記録』
市民とともに歩み自立したNHK会長を求める会編
定価:本体2,000円+税
四六判 ソフトカバー 255頁
ISBN978-4-380-23003-5 C0036
戦後間もない時期にNHK会長となった高野岩三郎は「大衆とともに歩み、大衆に一歩先んじて歩む」NHKをめざした。
この精神は現代もなお価値を失っていない。
それは民主主義の基礎として「知る権利」と「学ぶ権利」に奉仕する事に他ならないのだ(前川喜平さんスピーチより)
「放送の不偏不党、真実及び自律を保障」するのは誰か。それは政府であり日本社会である。
だから、礒崎氏のように政権によって放送法の解釈を捻じ曲げたり、放送局に圧力をかけ、コントロールしようと考えることは、放送法の精神に根本から反している。
時の政権がどれほど乱暴者であろうと、放送を自分たちの都合の良いように扱ってはならないし、放送局で働くものは、健全な民主主義の実現のために、圧力に抗い日々の仕事をしなければならない。
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<書評・紹介記事>
◉もくじ
- 暴かれた放送の自立の危機 永田浩三
- はじめに 小滝一志
- 市⺠とともに歩み⾃⽴ したNHK会⻑を選んでください!
- 前川喜平さんを次期NHK会⻑に推薦します
- 「前川喜平さんを次期NHK会長に推薦します」記者会見
- 前川喜平さんからNHK職員へのメッセージ
- シンポジウム 公共放送NHKはどうあるべきか
- 「透明性の欠如、視聴者・市民無視のNHK会長選びに抗議します」
- おわりに 永田浩三
- 資料
1《公開質問状》前川喜平さんを次期NHK会長に推薦する件 2《NHK次期会長選出についての抗議声明》 3 NHK経営委員会からの回答 4 NHK次期会長選出経過についての経営委員会からの「回答」への見解 5 NHK経営委員会からの回答 6 経営委2月14日返信への再々質問 7 NHK経営委員会からの回答 8 経営委員会からの3月14日「回答」について――私たちの抗議と見解 9 NHK現場の職員の声 10 前川さんを推薦する方々からのメッセージ
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