人間の砦
『人間の砦―元朝鮮女子勤労挺身隊・ある遺族との交流 』
山川修平
四六判 ハードカバー 356頁
ISBN978-4-380-08200-9 C0036
定価:本体2000円+税
元三菱重工名古屋航空機製作所道徳工場(愛知県)で軍用機の生産に従事させられた「朝鮮半島女子挺身隊勤労奉仕隊」の少女たちの歩んだ苛酷な運命と戦後補償をめぐる裁判闘争の動きを、
一人の日本人として、著者の韓国・朝鮮とのかかわりの中で、自らの生きざまを通して描く。
<もくじ>
- 第1章 「半島女子挺身隊勤労奉仕隊」(バブル経済 思わぬ出会い ほか)
- 第2章 朝鮮半島・冷戦の狭間で(解放と混乱と南北分断 ほか)
- 第3章 追悼、そして提訴へ(済州島と馬と金中坤ある寄稿記事 ほか)
- 第4章 「主文 原告らの請求を棄却する」(金中坤の妻・福禮の死箱根への旅 ほか)
- 第5章 人間の砦(控訴審における最重要論点追悼記念碑の前に立って ほか)
最近のコメント