小説 北上川
四六判 ハードカバー
ISBN978-4-380-15008-1 c0093
定価:本体1700円+税
山川修平
◆日本図書館協会選定図書
戦後の貧しい時代を生き抜く家族。
太平洋戦争のただ中に生きた少年にとって「戦争」とはなんであったのか。
奥羽山脈と北上山脈から数多くの支流を抱えて大河となる北上川流域で少年時代を生きた主人公の少年、信一。主人公の少年の成長を通じて描く東北の家族史。
第一章 家族の肖像
第二章 戦後の光と影
第三章 家族の絆
<書評>
- 「岩手日報」―2015.11/22 <郷土の本棚―少年の目に映る戦中戦後>
- 「岩手日日」―2015.12/12 <流域の戦中・戦後 克明に>
- 「河北新報」―2015.1/25 <貧村のたくましさ描く>
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