『悲しみのエナジー――友よ、私が死んだからとて』

悲しみのエナジー福島泰樹/定価1890円(本体価格1800円)/ ISBN978-4-380-09200-8

若者たちは、戦争と重圧の時代をいかに生き、死んだか

原口統三、長澤延子、岸上大作ら若き自殺者と
戦没学生たちの赤裸なる手記を通して、滴る命の意味を問う評論集

死ななければならない私たちが、叫ばずに、祈らずにいられるか
時代を直視した若者のリアリズムに肉迫する

最新寺山修司論収録!
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(目次)
第一章 純潔の墓標―原口統三
第二章 友よ、私が死んだからとて―長澤延子
第三章 「恋と革命」の死―岸上大作
第四章 若く逝きし者たちへ―戦没学生 特攻隊手記
第五章 命をもらった死―寺山修司

◎福島泰樹◎
1943年、東京に生まれる。早稲田大学卒業。歌集『バリケード・一九六六年二月』でデビュー。肉声の回復を求め「短歌絶叫コンサート」を創出、1200ステージをこなす。第25 歌集『無聊庵日誌』(角川書店)、評論集『中原中也 帝都慕情』(NHK 出版)他、DVD『遙かなる友へ』(クエスト)など著作は80点を数える。毎月10日、東京吉祥寺曼荼羅で月例短歌絶叫コンサートを開催中!


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